特許出願を行う際には、図面も一緒に提出することが一般的です。
紙に印刷した図面を提出することもできますが、基本的には所定の形式にデータ化したものをインターネット経由で送ることになります。
お客様からは、手書きの図面やPDF化した図面を頂くこともありますが、CADデータを頂くこともあります。
CADデータならインターネットで送る形式への加工が容易ですので、急いで出願する場合には助けられますね~
ところで立体的な形状を2次元図面で表す場合、正面図や側面図、断面図などで表現することになりますが、たまに図面間でつじつまが合わないことがあります。
断面図には凹んだ部分があるのに、正面図にはこの凹みに対応する部分が描かれていない・・・なんてことがあるのです。
断面図が正しいのか、正面図が正しいのか、正確にはこの図を書いた人に確認しなければ分かりません。
ただ、最終的にはお客様に確認するにしても、まずは想像力を働かせて図面を解読しています。
図面に描かれている部品の動きを想像したり、CADデータに残っている情報(線の太さや色、レイヤーなど)を見てみたりなど・・・
困った状況ではあるのですが、私にとってはパズルを解いているようで、実は楽しい作業です(^^)
今回頂いている案件でも一致していない部分がありましたが、なんとか解読に成功!
さて、午前中の遅れをこれから取り戻すことにします~