最近、車の自動運転など様々な分野でAIの活用を耳にします。
特許の審査でもこの流れがあるようです。
日刊工業新聞社の記事によれば、来年度、特許庁はAI活用した特許審査の実証実験を始めるそうです(コチラ)。
以下、記事の一部を引用します。
AIによる業務効率化で、23年度までに特許権利化までの期間を現状比半分の平均14カ月に短縮する目標を達成する。
AIによる審査の実用化時には、申請内容の分類や不備の発見、判断材料の収集などをAIが担う。出願内容の新規性や進歩性などを評価する業務は従来通り人が担当する見通しだ。
定型的に処理しやすい部分はAIに任せて、肝になる部分はこれまで通り審査官が判断するという運用を目指しているようですね。
うまく活用できれば効率化は図れると思いますが、それでも”権利化までの期間を現状比半分”というハードルはかなり高そう・・・7年後に期待しましょう。
ところで、定型的に処理できそうな業務は特許事務所にもあるように思います。
そのうち、AI活用の流れが特許事務所にも来る・・・かな?