特許庁にインターネット経由で書類を送る場合には、電子出願ソフトを使用します。
このソフト、書類の中に特許庁で定めている方式と違っている所があると、色々とメッセージを出してきます。
基本的にはメッセージが出ない状態に修正してからでないと、特許庁に提出することができません。
日付が違っている、文字数が規定よりも多い、などはすぐに修正できるのですが、困るのが図(イメージ)に関するエラー。
見た目は良くてもデータの形式が違っていると受け付けてくれません。
しかも受付可能な形式がかなり限定的ですので、一見合っていそうなものでもダメだったりします。
なかなかの頑固者です(^^;)
お客様にドラフトを送る際、たまに普段とは違った形式で図を作ることがあるのですが、予め電子出願ソフトで受け付け可能か確認してから納品するようにしています。
OKを頂いたのにソフトでは受け付け不可、なんてことになったら困りますからね。
先日、濃淡をつけた図を作成することがありました。
普段はモノクロ2値で作成しますが、今回はグレースケールにしなければなりません。
作った図を電子出願ソフトで確認してみると、案の定エラー(^^;)
色々手を尽くすとなんとか受け付けてくれましたが、最終的に確認してみると、当初のサイズよりかなり小さくなっています。
ようやくいけると思ったのに~(T_T)
その後、試行錯誤を繰り返してようやく希望のサイズにすることができましたが、かなり時間がかかってしまいました。
未だにこのソフトには慣れません。。。