先日、ある化粧品会社社長の講演を聴く機会がありました。
この会社では、社員は殆ど残業をしないそうです。
しかし売上高は2015年まで10年連続で伸びているとのこと。
凄い会社ですね~
社長が強調されていたのは次の3つでした。
(1)差別化した製品作り
(2)分かりやすい広告
(3)親切で丁寧なサービス
(1)については、自分達が本当に欲しいものをつくるという思いで商品開発に励んでいるそうです。
「本当に欲しい」と思えるものは、今現実には世の中にないということ。
それを現実のものにすることができれば、結局は他社とは違う差別化された商品になるということでした。
「差別化」というと、自分達のことよりもまず周囲のことに注意が向きがちですが、そうではないというお話しは目から鱗でした。
(2)については、色々なコピーを試して結果を確認したり、響くコピー(一番伝わる言葉)は何かを追求したりされているそうです。
スポーツ新聞の見出し等は参考になるそうですね。
(3)については、お客様からの声が直接社長に伝わるような仕組み作りや、お客様からの要望を社員も共有できるような工夫を凝らしているそうです。
特に強調されていたのが(1)~(3)を全て揃えること。
一つ一つは実現できるかもしれませんが、三つを揃えるのはかなり難しいことですね。