先日、ブランド戦略について研修を受講しました。
講師は田中洋先生(中央大学ビジネススクール教授)です。
ブランド戦略っていうと、コーポレートカラーやロゴを新しくすることに目が行ってしまいますが、それは表面的なことに過ぎないようです。
田中先生によれば、「強いブランドをつくる」には普通に経済活動をやっていてもダメで、それにはイノベーションが必要だそうです。
ここでいうイノベーションとは、これまでに誰もやったことのない画期的な商品や、人々の生活パターンを変える商品を生み出すことだそうです。
確かに、強いブランドだなと感じる会社の商品は、他社商品とは違ってとんがりがありますね。
さらに、ブランドを強くするという思いが会社内で浸透していることも必要だ、とおっしゃっていました。
例えば現場の担当者がチラシを作る際にも、これはウチのブランドに合っているか、と思いをはせることが大事だそうです。
結局ブランド戦略を氷山にたとえると、色やロゴって水面から出ているほんの一部分であって、水面下の大部分は経営戦略やマーケティング戦略などの経営全般にあたるそうです。
いままで弊所のブランドについて考えることはありませんでしたが、事務所を経営する以上、意識しなければなりませんね。
お客様にも有益なアドバイスができるようにしなければ・・・
早速、田中先生お勧めの本(企業を高めるブランド戦略)を購入して復習します~