先日、特許庁から面白いパンフレットが出ているのを見付けました。
企業同士が連携して事業を進めることがありますが、そのときに知財面で気を付けておくことについて紹介しているパンフレットです。
企業連携の成功と失敗について知財面から取り上げているのですが、題材に、池井戸潤さんの「陸王」が登場します。
昨年はドラマも大人気でしたね~
私も、本とドラマの両方にハマりました~(^^;)
さて、パンフレットはこんな感じ。
「陸王」の表紙が登場します。
出典:特許庁ウェブサイト(特許庁各種パンフレット一覧)
パンフレットでは、ランニングシューズ「陸王」に使われているアッパー素材を提供しているメーカーが、「こはぜ屋」からライバルの「アトランティス」に奪われたのは、宮沢社長の営業秘密管理が甘かったからでは?とか、
「こはぜ屋」が「フェリックス」社の買収提案を受けられたのは、特許が強力なツールとなったからでは?など、「陸王」の舞台を知財面から少し掘り下げて取り上げています。
残念ながら、「陸王」のストーリーが直接絡む部分はそれ程多くはないのですが、ちょっとした読み物としては面白いと思います。
まあ、あのブームから時間が経ってしまいましたので、もう少し早いタイミングで出してくれると良かったのですが・・・
印刷物としても配布されているようですが、特許庁のHPからPDFをダウンロードすることもできます。
リンクを張っておきます~
https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/pdf/panhu/panhu28.pdf