本日から始まる「CEATEC JAPAN 2016」に、パナソニックが「メイクアップシート」を出展することが紹介されていました(コチラ)。
専用プリンタを使って医療用の薄いシートの上に化粧顔料を印刷し、それを肌に直接貼ればメイクが完了する、というものだそうです。
しかもプリンタはカメラを内蔵した鏡台につながっていて、カメラで顔のシミや毛穴の位置、濃さなどを検知し、そのデータを使って印刷できるとか。
私はメイクをしないので(笑)詳しいことは分かりませんが、これを使えば、短時間で、しかも上手にメイクができそうですね~
将来のヒット商品になるかも!
さて、今回のアイデアが他社に簡単に真似されてしまうと、折角育てた”ヒット商品の芽”が台無しです。
多分特許を取得して守ろうとしているはず、ですよね。
という訳で、この技術に関連する特許権について簡易的に調べてみたところ、次の2つがヒットしました。
1)特許第5372275号 (出願日:2013.3.22)
2)特許第5671708号 (優先日:2013.3.1)
ザックリと内容を説明すると、1)は、印刷したシートを顔に貼る際、その位置を示す技術に関するもののようです。
2)は、薄いシートの取り扱い性(薄いシートはすぐに皺になってしまいますからね~)に関する技術のようです。
詳しく調べると他にも見つかりそうですが、少なくとも3年半前には開発がスタートしていたようです。
実物を見てみたいのですが、CEATECは10/7が最終日。時間がとれるかな・・・