地方創生の流れで、文化庁が京都へ移転されるようですね。
文化庁と言えば、著作権を担当する省庁。
著作権は、著作物を創作した時点で自動的に発生する権利ですので、取得したいからといって、何か書類を準備して文化庁へ提出するといったことは必要ありません。
特許権や商標権は手続を行わなければ権利が得られませんので、これらを担当する特許庁とは頻繁にやり取りを行いますが、文化庁に対して何か連絡することはほとんどないですね。
以前勤務していた特許事務所は文化庁のすぐ近くでしたが、結局一度も建物内に入ることはありませんでした(^^;)
正式に京都へ移転、という事になっても、仕事面で大きく変わることはなさそうです。
一方の特許庁。
オンラインで手続できるとはいえ、特許庁へ行くことは多いので、こちらが移転となると影響は大きいですね。
こちらも東京から移転するという話がチラホラあがっていましたが、今のところは文化庁ほど議論が盛り上がっていない様子。
ただ、今年の末~来年の初めには六本木へ仮移転するそうですので(コチラ)、多少の影響はありそうです。