特許庁から本年度の「特許出願技術動向調査」の実施テーマについて、お知らせが挙がっていました(コチラ)
特許情報には、企業や大学で研究開発した最新の情報が詰まっています。この技術動向調査は、特許出願の分析に基づいて行われるものですので、企業などが研究開発テーマや技術開発の方向性を決定する上では大変有益なものです。しかも、市場環境や国内外政策動向、期待される応用分野なども付加されていますので、この調査一つでその技術テーマの全体像が把握ができるという優れものです。
今年のテーマで私が気になるものとしては、自動車用予防安全技術、ウェアラブルコンピュータ、ターニングセンタ及びマシニングセンタ、情報端末の筐体・ユーザインターフェイス技術など。
ターニングセンタ及びマシニングセンタについては、ある程度成熟した技術だと思いますが、もの作りには欠かせないものですしので注目したいと思っています。
既に調査されたテーマ(例えば3Dプリンターやロボット、自動運転自動車、構造材料接合技術など)の調査報告は、国会図書館などで閲覧可能ですが、概要版は特許庁のホームページからも確認できます(コチラ)
気になるテーマについてはご一読をオススメします~