常識だと思ってやらなかったことでも、やってみると実はよかった、ということがありますよね。
ある製造メーカの社長様からもそんなお話しを伺いました。
その会社で製造するものは、従来は高価な工法で作っていたそうです。
技術的には安価な工法も考えられるそうですが、これまでの常識から考えると、できあがる製品の性能が劣るうえ、設備の耐久性も著しく低いことが予想されるために、全然手を付けていなかったとのことでした。
ところがある日、半分遊びのつもりでその安価な工法を試したところ、意外にも性能の良いものが作れたそうです。
そのことをきっかけに改良を重ねて、使える工法に仕上げたそうです。
今ではその工法は、会社の看板になっているとのことでした。
常識は大事ですが、たまには疑ってみた方が良さそうですね。