特許や実用新案の書類には、多くの場合、図面を添付します。
方法の発明などの場合はフローチャートで済みますので簡単ですが、形状や構造に特徴のある発明の場合、図を描くのは結構大変です。
お客様からCADデータを頂いた時は、それを利用することができますが、手書きの絵やサンプルしかない場合は、一から描いていくことになります。
それでも、真正面から見た図や真横から見た図なら簡単なのですが、難しいのは斜視図。
奥行きを気にしなければなりませんので、結構手間がかかります(^^;)
さてこの斜視図ですが、サンプルがある場合はちょっと工夫すれば大分楽に描くことができます。
それは、サンプルを写真に撮ること。
描きたい方向から写真を撮り、そのデータをPCに取り込みます。
そして写真データを下絵として、上からなぞるようにして線を描いていきます。
この方法であれば、奥行を考える時間が省けますので、かなり時間が短縮できるんですよね(^^)/~~~
先日も斜視図が必要になったので写真に撮ろうかと思ったのですが、実はこの時のサンプルは身につけるもの。
私自身がサンプルを身につけて、その状態を撮ろうかと思ったのですが、自撮りですと、手を伸ばして体からカメラを離しても画面に収まらないんですよね(*_*)
仕方がないので、カメラを動かないように固定し、タイマーを使って撮影をすることにしました。
ただ、狙ったショットを撮るのはなかなか難しいんですよね。
一旦撮って確認し、少し場所を変えてまた確認し、という作業を繰り返すこと数十分。
ようやく使える写真が撮れました。
一人撮影会はなかなか大変です。
次回に備えて、自撮り棒を準備しておこうかな(^^;)