本日7/1は「弁理士の日」。
毎年この日は「弁理士の日記念ブログ」が企画されています(コチラ)。今年は私も初めて参加させて頂きます!
と、勢いに乗って参加表明してみたものの、今年のテーマは「知財業界のトリビア」。
企画を主催されているドクガクさんからは、「知っていても役に立たないかもしれませんが、知っていたらちょっと楽しい、そんな豆知識をぜひ教えて頂きたいと思っています」とのことでしたが、正直、そのような豆知識は持ち合わせていませんでした・・・m(_ _)m
とはいえ、折角の機会ですので、「これまで気になっていたけれど、検討するほどでもないと思っていたこと」をネタにしてみます。
題して、「特許の出願番号『1』について調べてみた」・・・。役に立ちそうにありませんが、しばらくお付き合いください。
特許庁から付与される続き番号はいくつかありますが、出願人次第で1番が取れるといえば出願番号。
特許の出願番号は、例えば「特願2014-000001」のように付与されます。前半4桁は出願した年を表しますが、後半6桁の部分は続き番号になっていて、毎年始めにリセットされます。
現在はインターネット出願によって、メンテナンス等を除いて24時間365日出願を受け付けていますので、その年の最初にインターネット出願を行えば、後半6桁の部分に1番が付与されるはずです。
さて、1番が付与される出願日について、最近5年の状況をJ-PlatPatで調べてみました。
特願2013-000001(出願日:2013年1月1日)
特願2012-000001(出願日:2012年1月1日)
特願2011-000002(出願日:2011年1月1日)※1番はヒットせず
特願2010-000001(出願日:2010年1月1日)
特願2009-000001(出願日:2009年1月1日)
やはり、毎年1月1日に出願されていますね。
では、1番を取るための競争率ってどのくらいなんでしょう?
参考までに、毎年1月1日に何件ぐらい出願されているのか調べてみました。
下記の件数は、同じくJ-PlatPatで出願日を1月1日にして検索した結果です。
2013年:2件
2012年:4件
2011年:8件
2010年:6件
2009年:8件
意外に少ないのでは?という印象です。
これくらいの件数なら、1番を狙えばちゃんと取れそうですね~(そもそも1番を狙う需要が無いからこの程度の件数になっているとも言えますが)
以上、知財業界のトリビアでした。