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電子出願ソフトで書式チェックだけ行いたいときの小技

特許庁に書類を提出するときに使用する「電子出願ソフト」には、書類の書式をチェックする機能が付いています。

プリントしてみると問題なさそうな書類でも、データとして規定の要件を満たしていないとエラーになりますので、正式に提出する前に正しく修正することができます。

とはいえ、エラーの原因がよく分からないことも多いので、イラッとすることもありますが・・・(^^;)

 

エラーになってしまうのは、図面などのイメージファイルによることが多いですね。

このため、普段とはデータ形式が違う図面などを使う時には、お客様にドラフトを送る段階で、このチェック機能を使って問題が無いことを確認しています。

お客様から折角OKを頂いたのに、提出直前の段階でエラーに気付いて再度確認して頂く、なんてことになるとご迷惑ですからね。

 

ただ、このチェック機能を使うには、ソフトを操作して特許庁に提出する直前段階まで進めていかなければなりません。

提出する最後の段階で、一応確認ボタンを押す仕様になっているものの、間違ってボタンをクリックしてしまうと、本当に一大事です。

という訳で、いつも緊張しながらチェックをしていました。

 

ところで最近、書類の一部に仕掛けをしておけば、提出の最終段階まで操作しても、それ以上は進めないようにすることができることに気付きました。

それは、書類に記載する提出日を、操作を行う日とは異なる日を入れておくこと。

例えば今日(2017年9月11日)にチェックを行うときは、書類の「提出日」には別の日(9月10日など)を入れておけばOK。

書式チェックが終了した後、「オンライン出願」のボタンを押した場合でも、「オンライン提出チェック」のボックスが立ち上がって、書類に記載した提出日の修正をしなければ次に進めないようになっています。

 

確か以前は、提出日に別の日を入れておいても、書式チェックが完了しない段階でエラーになっていたような気がします。

仕様が変わったのかな?

私が知らなかっただけかもしれませんが、これで少しは安心して書式チェックができそうです(^^)

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